📝Transcription
皆さんこんにちは なっくです。お元気ですか。今日は散歩をしながら落ち葉を拾ってきました。見てください。黄色い葉っぱや赤い葉っぱ、とてもきれいです。フランスはだいぶ涼しくなって秋を感じますね。でも、日本では10月に入っても20度以上の日が続いて暖かいです。今日は「日本から秋がなくなる?」というテーマについてお話ししたいと思います。
皆さんは秋が好きですか。この季節には紅葉、旬の野菜や果物、フランスだったらボジョレーヌーボーなどを楽しむことができますね。でも、数年前から日本では秋が短くなったという声を聞くようになりました。
確かにここ数年は9月になっても暑い日が続いていて、なかなか秋を感じられないんですよね。昔は8月の終わりからデパートやお店に秋の商品がたくさん並んでいました。ブーツやマフラー、秋色のバッグや服がウィンドウに沢山飾られて、私も秋が来るのを楽しみにしていたのを思い出します。でも、最近は9月なのに30度を超える日が多くて、ほとんどの人が半袖や袖無しの服で過ごしています。どのお店も9月はまだ暑すぎて秋服やブーツが売れないそうです。今年、2025年の東京は9月に30度以上の日が18日もあったんですよ。一ヶ月の半分以上が真夏日、すごいですね。日本は10月の上旬もまだ暑いんです。日本の秋が始まるのはだいたい10月中旬からになります。ですから、日本人はみんな「秋が短くなって秋らしい日が減った。」と言っています。
ではどうして秋が短くなったのでしょうか。その一番の原因はもちろん地球温暖化です。東京では100年前と比べて夏の平均気温が約3度上がったというデータがあります。東京や大阪などの大都市には高層ビルも集中しているし、アスファルトの道路も多いので、日中の太陽の熱が残って、夜になっても気温が下がりにくいんです。これをヒートアイランド現象と言います。特に大都市では暑い日が続いて、夏が長くなってきたと言われているんですね。
その結果、季節のバランスが変わってきました。秋が短くなると色々な影響が出ます。例えば 農業では野菜や果物の収穫の時期がずれたり、品質に影響が出たりします。そして、朝晩と日中の気温の差が大きくて風邪を引いたり、体調を崩す人も増えています。こうした変化は、季節のリズムや私たちの暮らし方にも少しずつ影響を与えているようです。
でも、夏が長くなって気候が変わっても秋を見つけることはできます。少しずつ変わる木の葉の色、早く沈む夕日、店に並ぶかぼちゃやきのこを見ると秋の訪れを感じます。
皆さんはもう秋を見つけましたか。秋といえば何をイメージしますか。是非コメント欄で教えてくださいね。
📝Vocabulaire (Japonais→Français)
紅葉 こうよう feuillage d’automne
旬の野菜 しゅんのやさい légume de saison
飾る かざる décorer
過ごす すごす passer (du temps)
売れる うれる se vendre
超える こえる dépasser
半袖 はんそで manches courtes
袖なし そでなし sans manches
真夏日 まなつび jour très chaud (plus de
30°C)
上旬 じょうじゅん première partie du
mois
中旬 ちゅうじゅん la deuxième décade du
mois
原因 げんいん cause
地球温暖化 ちきゅうおんだんか réchauffement
climatique
平均気温 へいきんきおん température moyenne
集中する しゅうちゅうする se concentrer
道路 どうろ route
太陽 たいよう soleil
熱 ねつ chaleur
ヒートアイランド現象 げんしょう phénomène d’îlot de chaleur
urbain
結果 けっか résultat
影響 えいきょう influence, effet
農業 のうぎょう agriculture
収穫 しゅうかく récolte
時期 じき période
品質 ひんしつ qualité
気温差 きおんさ différence de
température
体調 たいちょう condition physique
崩す くずす dérégler(la santé)
暮らし方
くらしかた façon de vivre
与える
あたえる donner, influencer
木の葉
このは feuille d’arbre
日が沈む
ひがしずむ le soleil se couche
訪れ
おとずれ arrivée (d’une saison)
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📝Transcription avec Furigana
Automne japonais
皆さんこんにちは、なっくです。お元気ですか。今日は散歩をしながら落ち葉を拾ってきました。見てください。黄色い葉っぱや赤い葉っぱ、とてもきれいです。フランスはだいぶ涼しくなって秋を感じますね。でも、日本では10月に入っても20度以上の日が続いて暖かいです。今日は「日本から秋がなくなる?」というテーマについてお話したいと思います。
皆さんは秋が好きですか。この季節には紅葉、旬の野菜や果物、フランスだったらボジョレーヌーボーなどを楽しむことができますね。でも、数年前から日本では秋が短くなったという声を聞くようになりました。
確かにここ数年は9月になっても暑い日が続いていて、なかなか秋を感じられないんですよね。昔は8月の終わりからデパートや店に秋の商品がたくさん並んでいました。靴やマフラー、秋色のバッグや服がウィンドウに沢山飾られて、私も秋が来るのを楽しみにしていたのを思い出します。でも、最近は9月なのに30度を超える日が多くて、ほとんどの人が半袖や袖無しの服で過ごしています。どのお店も9月はまだ暑すぎて秋服や靴が売れないそうです。今年、2025年の東京は9月に30度以上の日が18日もあったんですよ。一ヶ月の半分以上が真夏日、すごいですね。日本は10月の上旬もまだ暑いんです。日本の秋が始まるのはだいたい10月中旬からになります。ですから、日本人は皆「秋が短くなって秋らしい日が減った。」と言っています。
ではどうして秋が短くなったのでしょうか。その一番の原因はもちろん地球温暖化です。東京では100年前と比べて夏の平均気温が約3度上がったというデータがあります。東京や大阪などの大都市には高層ビルも集中しているし、アスファルトの道路も多いので、日中の太陽の熱が残って、夜になっても気温が下がりにくいんです。これをヒートアイランド現象と言います。特に大都市では暑い日が続いて、夏が長くなってきたと言われているんですね。
その結果、季節のバランスが変わってきました。秋が短くなると色々な影響が出ます。例えば 農業では野菜や果物の収穫の時期がずれたり、品質に影響が出たりします。そして、朝晩と日中の気温の差が大きくて風邪を引いたり、体調を崩す人も増えています。こうした変化は、季節のリズムや私たちの暮らし方にも少しずつ影響を与えているようです。
でも、夏が長くなって気候が変わっても秋を見つけることはできます。少しずつ変わる木の葉の色、早く沈む夕日、店に並ぶかぼちゃやきのこを見ると秋の訪れを感じます。皆さんはもう秋を見つけましたか。秋といえば何をイメージしますか。是非コメント欄で教えてくださいね。
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